睡眠の質と寝具の関係

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ぐっすり眠れる!不眠に効果的なアロマと使い方

心身共に疲れて眠れない時に効果的なアロマ

疲れているのになかなか寝付けない。 このような状態にお悩みの方は多いのではないでしょうか。 これはぐっすりと眠りたいのに心身共にとことん疲労してしまうと、リラックスできず、身体が休む方向に行けなくなってしまうために起こる症状。 自律神経のバランスが崩れているという信号でもあります。 人間の身体というのは交感神経と副交感神経がバランスを取っています。 活発に働き、活動する時は交感神経が優位となり、リラックスしている時というのは副交感神経が優位となります。 眠る時というのは副交感神経が優位となり、心も体もリラックスしている時がベストな状態なのですが、ハードな仕事や勉強などが原因で交感神経の緊張が続いてしまうといつまでも交感神経が有意な状態が続き、緊張が抜けきらず、眠りたくても眠れない状態になってしまうのです。 この緊張をほぐし、心身をリラックスさせ、気持ちよく眠れる状態に導いてくれるのがアロマを使用して行うアロマテラピーです。 アロマとは芳香の中でも自然の植物や果実の香りのこと。 植物・果実の葉や花・根・果皮・木部などからエッセンシャルオイル(精油)を抽出します。 アロマテラピーとはこの香りを用いた療法の事を言います。 自然の植物・果実の香りというのはとても心が安らぐもの。 フレッシュで心地よい香りをかぐことで、心と身体の緊張がほぐれ、緩み、リラックスすることができます。 心身共にリラックスしてくると副交感神経が優位となり、安眠へと導いてくれます。 ここでは気持ちよく眠れるアロマとアロマテラピーについてお話しましょう。

大好きな自然の香りはそれを嗅ぐだけで心地よくなる

香りというのはとても不思議なもの。 嫌いな臭いを少し嗅いだだけでも嫌な気分にもなり、好きな香りを嗅げば一瞬にして心地が良くなり、リラックスした気分になることができます。 しかし、人によっては香水やトイレや車・お部屋の芳香剤・入浴剤などの香りが苦手でアロマやアロマテラピーについて興味を持てなかったという方もいらっしゃると思います。 安価の香水や柔軟剤・芳香剤や入浴剤の香りの多くは自然の香りではなく、人工的に作られているものなので、どこか不自然できついにおいがいつまでも残るのが特徴的。 そのため人によっては良い香りとは程遠く、いつまでも鼻につき、過敏な方だと気分が悪くなってしまう場合もあります。 しかし、アロマの場合は天然の植物・果実から抽出したものなので、同じ花の香りでも全くと言ってよいほど香りが違います。 自然でさわやか、心地の良い100%天然の香りのアロマを未経験の方は是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。 大好きな果実や植物の自然の香りはそれを嗅ぐだけで心地よくなり、気持ちが軽く、リラックスするのを実感できます。 アロマテラピーでは様々な効果が期待できるエッセンシャルオイル(精油)が何種類もあります。 その中で眠れる・安眠・リラックス効果が期待できるエッセンシャルオイルが多数ありますので、お店で購入する際はお店の方に相談し、色々な香りを確かめてから購入しましょう。 いくら眠れる効果が期待できる香りと言っても苦手な香りを無理して使用しても良い効果は得られません。 眠れるアロマ選びは楽しみながら、自分に合うものを選ぶのがベストです。

眠れる効果が期待できるおすすめの香り

リラックスし、眠れる効果が期待できるおすすめの香りをご紹介しましょう。

カモミール

気持ちが落ち着くカモミールにはカモミールローマンとカモミールジャーマンの2種類があります。心地よく眠れる効果がより期待できるのはカモミールローマンです。

ラベンダー

鎮静効果・疲れ・癒される人気のリラックスアロマと言えばラベンダーです。 いくつか種類がありますが、眠れるという事を重視するのであれば真正ラベンダーがおすすめです。

オレンジスイート・マンダリン

どちらも柑橘系の心地の良い香り。オレンジスイートはストレスを緩和し、緊張をほぐす効果が期待できます。 マンダリンはさらにオレンジスイートよりも優しくお子様も喜ぶ香り。気持ちを落ち着かせ、自律神経を調整してくれます。

ゼラニウム

お花の香りが好きな方にお勧め。ローズに似た香りでリラックス効果が期待できます。

フランキンセンス

鼻詰まりが起きやすい方、咳が出やすくて眠れないなど呼吸器系が弱い方におすすめです。

イランイラン

リラックスでき、抗うつ効果も期待できるイランイラン。 ロマンティックで濃厚な香りなのでほんの少量使用するのがおすすめです。

ベンゾイン

甘い香りが大好きな方におすすめ。バニラ系の優しい香りで思わず笑顔になれます。

ローズウッド

こちらもほんのり甘い香りで女性から支持されています。木から採れるアロマとして知られています。

ネロリ

鎮静効果が大で香りはビターオレンジ系。華やかな香りで幸せ感に浸りながら気持ちを落ち着かせることができます。

眠れるおすすめのアロマテラピーを楽しむ方法

心と身体を穏やかに心地よくしてくれ、眠れるコンディションを整えてくれるアロマテラピーの楽しみ方というのは1つではなく、様々な活用方法があります。

お風呂で使用する

お風呂に安眠効果が期待できる精油や自分の大好きな精油をたらし、入浴するアロマバスがおすすめ。ほんのりと香るだけで充分の効果が期待できるのでほんの数滴から様子を見ましょう。 あまり入れすぎると香りが強く、お肌の弱い方は柑橘系の香りだと肌を刺激してしまう可能性があります。 今日は入浴出来ない・・という場合は足浴だけでも効果大です。

ティッシュに少したらして寝室に置く

本格的に使用するのであればアロマランプといった器具が必要となりますが、あえて使用しなくてもティッシュがあればアロマテラピーは楽しめます。 精油をティッシュにほんの少し垂らしたら寝室の好きな場所に置くだけ。 香りを多く感じたいのであれば枕元に置きましょう。 ペットやお子様がいる場合は手の届かない場所においておけば安心です。

ハンドクリームやマッサージオイルに混ぜて使用する

いつも使用しているハンドクリームやマッサージオイルに眠れる・リラックスできる効果が期待できる精油をほんの少し混ぜて使用してみましょう。 心地よい香りに満たされながらお肌も潤い、心も体もリラックスし、安眠効果がさらに深まります。

マスクにほんの少し付け使用する

ごくごく少量の精油をマスクの外側に綿棒などで付け、寝る前までマスクを着用するのも効果大。花粉症の時期や空気が乾燥している時期などは予防効果もあるので一石二鳥です。マスクから香る精油は嗅覚から脳にすぐに伝わりやすく、早い効果が期待できます。

オリジナルブレンドで相乗効果

アロマオイルに慣れ、1つの香りだけではなく、色々な香りを楽しみたくなったらアロマオイルのブレンドにチャレンジしてみましょう。 ブレンドすることにより、安眠・リラックスなどの相乗効果が期待できるだけでなく、長く香りを楽しむことができます。 リラックスでき、眠れるブレンドでおすすめなのが ラベンダーとマンダリン、ラベンダーとオレンジスウィート、ラベンダーとローズウッド ネロリとオレンジスイート、ベンゾインとフランキンセンス、ローズウッドとゼラニウムなど。 自分の好みを調整するのもまた楽しい。 香りの力の偉大さと楽しさを存分に味わいながら質の良い睡眠を取り、快適な日々を過ごしましょう。

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