睡眠の質と寝具の関係

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いびきをかく原因と防止する方法

とめたいのにとめられないいびき

夫のいびきがひどくて眠れない・家族にいびきをかくと言われたけど自分ではわからず困っているなど、自分自身や家族のいびきについて多くの方が悩みを抱えています。 いびきの原因はストレスや運動不足、加齢による喉や筋肉の衰えなど様々な理由が挙げられますが、特に最近は花粉症などのアレルギーに悩む方が老若男女問わず大変多く、日中はくしゃみ、鼻水に悩まされ、夜寝る時は空気の通り道が狭いため、いびきをかき、熟睡出来ずに疲れがたまり体調を崩してしまう方が増えています。 いびきというのは聞く側もストレスが溜まりますが、いびきをかく側の方も体力の低下や不眠・体調不良など自分自身の身体に悪影響をあたえてしまう可能性がある、軽視できない危険なもの。 いびきをかいて良い事というのはまず無いと言えます。 出来るだけ早く対策・防止・改善を心掛けることが大切です。 いびきを防止するためにはどのような方法があるのか、まずは自分で出来る方法はあるのかなどいびき防止についてお話を進めていきましょう。

まずはいびきをなぜかくのか原因をつきとめよう

上気道が狭くなることによって起こるゴォ〜ゴォ〜という大きないびき。 上気道が狭い原因には様々な要因が挙げられます。

鼻詰まりが原因によるもの

多くの方のいびきの原因となっているのが春先に特に多い花粉による鼻づまりや鼻炎。 この鼻詰まり・鼻炎が大きないびきの要因となっています。 何故鼻詰まりがいびきをかく原因となってしまうのかというと寝ている時に鼻がつまると呼吸が困難になるためどうしても口で呼吸をするようになります。 口呼吸をすることで舌が喉に落ち、その結果気道を狭くし、いびきをかくようになるのです。 また、鼻詰まりや鼻炎になると鼻の粘膜が腫れ、鼻の中も狭くなります。 鼻の中が狭くなるのもまた、いびきをかきやすくしているのです。

あごの小さいのが原因によるもの

現代人は固いものを好んで食べる人が少なくなり、あごの小さい人が多くなってきています。 見た目はとてもかわいいのですが、あごの筋肉が弱いため寝ている間舌を支えられず、気道を狭くしてしまう傾向があります。 つまり、いびきをかく原因となっている可能性があるのです。

肥満が原因によるもの

なんだか最近太ってきたら頻繁にいびきをかくようになり、家族に指摘されたという方はいませんか? 肥満になると健康面でも不安材料となりますが、いびきをかく原因にもなります。 肥満の中でも特に二重あごになり、首のまわりの脂肪が気になるほどの肥満になってしまった方は注意が必要です。 首のまわりに脂肪がついてしまうと首回りの筋肉の動きが衰えやすくなります。 そのため寝ている状態の時に舌が喉に落ちやすくなり、いびきをかきやすくなるのです。

アルコール摂取が原因によるもの

いつもより深酒をした、思った以上に飲みすぎた時、いびきをかくという方はとても多いです。 これはアルコールを大量に摂取した際に全身の筋肉が緩み、睡眠の際にしたが落ちて気道を狭くさせるのが原因です。 その他にストレスや疲労でもいびきをかきますし、女性の場合ですと更年期によるホルモンバランスの乱れが原因で気道が狭くなり、いびきをかきやすくなる場合や扁桃腺肥大によるもの、甲状腺機能の低下が原因によるもの、睡眠時の無呼吸症候群によるものなど様々な原因が挙げられます。

自分で出来るいびき防止方法

いびき防止グッズを試してみる

現代はいびきに悩まされている方が多いせいか、大変多くのいびき対策グッズが販売されています。 どうせろくに効果が無いだろうと頭ごなしに否定するのではなく、自分が気軽に試すことが出来るものから試してみるのも良い方法です。 思わぬグッズが自分に合い、期待以上の効果があるケースも多く、もっと早く知っておけばよかったと後悔の無いよう、人気のいびき防止グッズから試してみると良いでしょう。 マウスピースや鼻腔拡張テープ・リストバンドタイプのいびき防止バンドやあごサポーターなど様々な商品があります。 いびきが改善された友人や知人からおすすめ情報を得るのも良い方法ですし、ランキングサイトなどで上位にランキングしているグッズなどから検討してみるのもおすすめです。

自分の体調・体型を見直し改善を心掛ける

最近体調を崩し始めてからいびきをかくようになった、肥満になってからいびきをかくようになったというかたは、まずはじっくりと自分自身の体調、体型を見直してみましょう。 ホルモンバランスの崩れや何かの病気が隠されている疑いがある場合は、自己流ではなく、まずは医師の診断を受けることが大切です。 明らかに肥満によるものであれば、食生活や生活習慣の改善、適度な運動が必要となります。 いびきというのは自分の身体にも悪影響を及ぼすだけでなく、周囲にも迷惑をかける場合があるものなので良く自覚し、規則正しい生活とバランスの取れた食生活・無理のないダイエットを始めましょう。 食事の際はよく噛んであごを鍛えることも大切です。

寝具を快適なものを使用し、横向きで眠ることが出来るよう心がける

いびきは花粉やハウスダストなどによる鼻詰まりや鼻炎が原因となる場合があります。 そのため睡眠の際に使用する寝具は清潔を心掛けることが大切です。 また、寝具は眠りやすく、寝返りを打ちやすいものを使用すること、マットレスなどは適度な固さがあるものを使用し、上気道が狭くなりやすい身体の沈みやすいマットレスなどは使用しないようにしましょう。 また、いびきというのは仰向けに眠るといびきをかきやすくなります。 寝る体制を横向きに変えるように工夫してみる方法もおすすめです。 抱き枕やクッションなどを使用し、横向きで快適に眠れる環境を作り、上気道が狭くならないようにこころがけてみましょう。

アルコールを控えめにする

いびきをかく方でアルコールが大好きでよく飲むという方はアルコールを控えめにするように心がけましょう。 全て絶つというのではなく、まずは自分の身体を考え、たしなむ程度にするように心がけること。 寝る直前の飲酒は避け、お酒を飲む場合は眠る数時間前の食前などにたしなむようにしましょう。 日頃食事の時間が遅い方の場合は出来るだけ生活習慣を見直し、飲酒・食事を早目に出来るようにしましょう。

疲労とストレスを溜めすぎない事

疲労とストレスの蓄積は喉周りの筋肉を緩ませるため、寝ている時に喉の奥に舌を落ち込ませ上気道を狭くさせてしまう危険があります。 疲労やストレスは出来るだけ貯めないように適度にリラックスできる時間を確保する習慣を持つようにしましょう。 こまめに休む、適度な運動をする、好きな趣味に集中できる時間を作るなど自分自身の身体を大切にするよう心がけましょう。 自分自身の身体は一生付き合う大切なもの。粗末にしてしまっては健康を損ねるだけでなく、大いびきなどで周囲に迷惑をかけることになってしまいます。

いびき改善サプリメントなども試してみる

世の中には様々な症状をサポートする薬ではない健康食品であるサプリメントが販売されています。 いびきに悩む方に対応したいびき用サプリメントも様々な商品があります。 いびき用サプリメントには空気の通りを良くする成分が含まれているものや、いびきの原因となるストレス・緊張を緩和させる成分などが配合されています。 様々な防止方法などと共に試してみると相乗効果も期待できます。 医師の診断などを受けているときや薬を服用している場合は医師に相談してから使用するようにしましょう。 ただしサプリメントは即効性が期待できないので最低でも1〜2ヵ月は継続して様子を見てみることが大切です。 いびきにお悩みの方は悩んでばかりいても状態は良くなりません。 家族のいびきを改善させるためにも、自分のいびきを改善させるためにも早めにいびき防止対策をはじめましょう。

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