目覚めが悪くて朝が辛く何とかしたい!
朝起きるのがつらい
小さなころは朝起きるのが苦ではなく、ぱっと目覚めて元気に学校に行けたのに、最近は朝の目覚めが悪くて大変!身体が動かず、頭はボーッ。 あまりの眠さでせかされるとイライラして、家族に当たってしまう・・等々朝の目覚め悪さに悩んでいませんか? 誰かに相談したくても気合が入っていないからだとか、たるんでいるからと思われてしまうかもしれないと思うと相談も出来ずに悩んでいる方も多いと思います。 そんな朝の目覚めの悪さにお困りの方や、朝が辛くて何とかしたいと願っている方に 朝の目覚めが悪い原因と改善方法、そしてすっきりと快適に目覚めるための方法についてご紹介しましょう。
なぜ朝スッキリと目覚めることが出来ないのか
朝の目覚めを良くするためにはまずは原因を知ることが大切です。自分がなぜ朝すっきりと目覚めることが出来ないのかをチェックしてみましょう。
睡眠不足が原因によるもの
ああ〜朝起きるのがとにかくつらいという方のほとんどは睡眠不足が原因です。 時間が短いうえに寝つきも悪く、安眠・熟睡が出来ていない場合が多いです。 これでは疲れはたまる一方であり、朝すっきりと目覚めることは出来ません。 大人に必要な睡眠時間というのは最低でも5〜6時間、身体をしっかりと休めるためには7〜8時間と言われています。 ただし、これは目安であり一番重要なのは時間の長さではなく、睡眠の質の高さとなります。 ぐっすりと自分にとって必要な時間を眠ることが出来れば、朝すっきりと気持ちよく目覚めることが出来ます。
不規則な生活習慣によるもの
朝目覚めが悪いのは不規則な生活習慣の乱れによるものも大きな原因となります。 食生活が不規則、深夜に油っこい食事や偏った食事を摂る、寝る時間もまちまち、昼間に多く仮眠をとる、日によって睡眠時間もバラバラ、運動不足、深夜に飲酒といった不規則な生活は体内時計が整わないため、生体リズムもくるってしまいます。 そのため睡眠を誘うホルモンやメルトニンの分泌量が減ってしまい、睡眠の質と目覚めを悪くしてしまうのです。
眠る環境の悪さが原因によるもの
枕やマットレスの高さがや固さが自分に合っていない、寝具の清潔が保たれていない、落ち着いた雰囲気ではない、寝る服も寝間着ではなくバラバラ、明るすぎる、騒音がするといった寝る環境の悪さが原因により、熟睡できず、目覚めが悪くなる場合があります。
ストレスによるもの
仕事や育児、勉強、家事など日々の生活に追われ蓄積されたストレスも朝の目覚めを悪くする原因となります。 強いストレスにより緊張がぬけないまま眠ると夜中に何度も目が覚める、眠りが浅いなどの症状を招き、睡眠の質を悪くしてしまうのです。
精神的な悩みによるもの
人間関係や仕事・勉強・育児などの悩みがあると身体だけでなく、精神的に不安定になりがち。 特に他人の目が気になる方、神経が過敏な方は朝目覚めた時にその悩みと向き合わなければならないことを考えると憂鬱になり、すっきりと目覚めることが困難となるのです。
鼻・呼吸などの病気によるもの
花粉症やアレルギーが悪化している場合や風邪を引いたとき、睡眠時無呼吸症候群や喘息などの呼吸の病気により睡眠が浅くなり、朝の目覚めが悪くなる場合もあります。 また、いびきや肥満による息苦しさが原因で目覚めが悪くなることもあります。
すっきりと目覚めるための改善方法
寝る2時間前に入浴する
寝る2〜3時間前に入浴するのは、眠りを深くし、質の良い睡眠が出来るため、すっきりと朝目覚めることが出来ます。 心身共に疲れているときは緊張をほぐすことが大切。 朝目覚めの時に疲れを残さないためにも夜の入浴は身体をあたためながらリラックス効果が期待できるのでおすすめです。 入浴後1〜1時間半後には心地よい眠気に誘われながらぐっすりと眠ることが出来ます。
寝具を安眠できるものにし、寝る前スマートフォンやテレビ、パソコンはしない
朝気持ちよく目覚めるためにはぐっすりと眠れることが大切。 快適な眠りを誘う寝具選びはとても重要です。 気持ちの良く眠れる寝間着や寝具を用意すれば眠るのが楽しみになりますし、寝心地の良い部屋にしておけばその部屋入るだけで精神的にも自然と入眠体制に入ることが出来ます。 寝る部屋に入ったらテレビやパソコン、スマートフォンやゲームなどはしない事。 はじめは物足りない気がしますが、寝る部屋には持ち込まない癖をつけてしまえば、それが当たり前になり、苦ではなくなります。 テレビやパソコン、スマートフォンやゲームなどが寝る部屋の手元にあるとリラックスすることが出来ず、交感神経を刺激し、熟睡することが出来ません。
寝る前に食べ過ぎない、アルコールは飲まないこと
寝る前に食べ物の食べ過ぎや、アルコールを飲むのは睡眠のリズムを崩す原因となります。 胃腸に負担をかけるほか、メタボリックシンドロームの心配もあります。 少量のアルコールは心地の良い眠りを誘いますが、食事の時にたしなむ程度にしておき、寝る3時間前に摂るようにしましょう。
朝美味しい朝食やドリンクを用意しておく
朝目覚めた時に楽しみを作っておくとすっきりと目覚めることが出来ます。 大好きなドリンクやフルーツ、好きなパン屋さんのパンや美味しいごはんのお供などを夜に用意しておきましょう。
好きな音楽やアロマを用意しておく
不愉快なアラームやスヌーズで起きるのは目覚めを悪化させるもの。 好きな音楽がかかるようにセットしておく、朝起きたてに大好きな香りで気持ちよく目覚めることが出来るよう、枕元にアロマを置くなど気分よく起きることができる状態にセットしておくと目覚めが良くなります。
朝目覚めの為のストレッチを日課にする
朝目覚めが悪くボーッとしてしまう方は起きた時に身体をすっきりとさせるストレッチを日課にしましょう。 あまり激しい運動をするのは身体がびっくりしてしまいますが、まずは手足を伸ばす、それから上半身を起こして腕や首のストレッチを行うと徐々に頭も体も冴えてきます。 この時に好きな音楽やアロマなどを利用すればさらに効果的。 さあ起きるぞ!という気力がわいてきます。
カーテンや窓を開け、朝の空気を吸い、太陽の光を浴びる
太陽の光ト朝の空気はスッキリとした目覚めの為には効果大。 思い切ってカーテンと窓を開け、朝の空気を吸い、太陽の光を浴びるようにしましょう。 ほんの数十秒・数分だけで頭がすっきりとしてきます。 あまり長時間太陽の光を浴びるのは紫外線による悪影響があるので注意が必要です。
起きる前に耳を刺激する
朝気持ちよく目覚める方法としてストレッチをご紹介しましたが、それにプラスして朝起きる前に全身のツボがある耳を刺激すると目覚め効果がアップします。 耳を軽く持ち、上下、左右に数秒間引っ張ってみて、その後パッと手を放す。 これを3〜4回繰り返してみましょう。 上半身が起きることが出来たら足の裏全体を軽く手で刺激するのも同様の効果が期待できます。 その他、耳鼻咽喉に持病がある方は早めに治療を行う事。 ストレスはこまめに発散することなどもすっきりと目覚めるためには重要です。
最後に
朝気持ちよく目覚めるためには朝を楽しくする、快適に起きることができる環境を整えておくのが効果的な方法です。 夜寝る前に朝起きるとこれだけ楽しいことがあるというプランを立てておくのがおすすめ。 美味しい食べ物、飲物、好きな香り、好きな音楽、太陽の気持ちの良い光、気分が良くなるストレッチなどなど。 朝から頑張る自分にごほうびという形で朝を思い切り楽しめるようにしておくと良いでしょう。 今まで夜遅くまで楽しんでいたゲームや趣味などを朝早く起きて楽しむように切り替えてしまう方法もおすすめです。 自然と夜早く寝るようになり、朝もすっきりと目覚めるようになります。