寝ても眠いのは何かの病気のサイン?
怠けているわけではないのに眠くて仕方がない…何故??
睡眠不足は美容にも身体にも良くないので、出来るだけ確保して睡眠時間を取るようにしているのに、最近しっかり寝てもなぜかすっきりせず、眠い。 もしかして身体のどこかに異常があるのかも・・と不安になっている方はいませんか? 人に相談したいけど、なんだかこんな相談はふざけていると思われてしまうのではないか、怠け者と怒られてしまうのではないかと不安になり、相談できないと1人悩み、辛く苦しんでいる方もいれば、自分自身が本当に怠け者のような気がして、自暴自棄になりかけている方もいらっしゃると思います。 しかし、今までと明らかに違う極端な「寝ても眠い」という症状は、身体がバランスを崩しているサインであり、これから病気を招く前兆である可能性もあれば、すでに病気が原因で起きている症状である可能性もあるのです。 また、病気ではなくても寝ても眠いというのは日頃の生活習慣の積み重ねなどが原因である場合もあります。 日中眠いというのが、だらけている・怠け者である・・という考え方は良くありません。 人からどう思われるかを不安にするよりも、自分自身の身体が発しているサインを無視しない事。 早く原因を知り、対処することが何よりも大切なのです。 寝ても眠い時に考えられる原因と、病気の可能性についてお話しましょう。
日頃の生活習慣の積み重ねによる睡眠の質の悪化が原因?
自分があまり気にしていなくても、日頃の生活習慣の積み重ねによって睡眠の質が悪くなり睡眠時間をちゃんと取っていても睡眠不足で、寝ても眠いという症状になっている場合があります。
- 起きる時間と寝る時間がいつもバラバラ
- パソコンやゲーム、スマートフォンを寝る前に使用している
- 運動不足気味
- 仕事のトラブルや仕事過多などでストレスが溜まっている
- 食生活が偏っていて、3食きちんと摂らず、お酒などが多い
病気の可能性によるもの?
- 鉄分不足による睡眠の浅さによるもの(低血圧・貧血)
- ホルモンバランスが乱れが関係しているもの (更年期・生理前・生理中・甲状腺)
- 寝ている途中で呼吸が止まる病気によるもの(睡眠時無呼吸症候群)
- うつ病が原因によるもの
- 過眠症が原因によるもの(ナルコレプシー・突発性過眠症・反復性過眠症など)
生活習慣を改善し、病気の可能性がある場合はすぐに病院へ
日頃の生活習慣の積み重ねによる寝ても眠いというのは、自分が意識し、改善することで睡眠の質が良くなる可能性は高いですが、それでもあまりにも過剰な眠気に襲われる、場所を選ばず眠くなるといった症状の場合は病気の可能性が高いので、早めに病院に行き、診断を受けることが大切です。 一日でも早く気持ちの良い眠りと快適な目覚めで快適に過ごせるよう、悩んでばかりいないで原因を突き止め、早めに対処しましょう。